車椅子は購入とレンタルどっちがお得?

介護において、歩けなかったり足が不自由な場合に必要となる車椅子は、購入とレンタルとではどちらがお得になるのでしょうか。
今回は車椅子に関する介護保険のルールとともに、車椅子の購入とレンタルの違いについてご紹介します。
車椅子の購入とレンタル、介護保険はどのように適用される?
介護に必要な介護用品は、一定の条件を満たすと、介護保険を利用して負担額を減らすことが可能です。車椅子の購入は介護保険の適用対象外、レンタルは介護保険の適用対象です。
介護保険の適用を受けられると、自己負担額を利用料金の1割におさえることができます。(所得によって負担割合が異なります)。
また、介護保険の適用対象は要介護認定の区分(要支援1・2、要介護1〜5)によって異なります。車椅子については、要支援1・2あるいは要介護1の方は、原則的に介護保険の対象外となりますが、例外的に利用が認められる場合もあります。
介護保険制度における要介護認定の仕組みについて詳しくは、「3分でわかる!イラストでカンタン介護保険」をご利用ください。
車椅子を3〜4年以上利用する場合は、購入の方がお得!
自分で動かすことができる自走式車椅子や、介護をする人が押して移動させる介助式車椅子は購入すると2万円前後〜、レンタルでは5000円/月〜(介護保険利用で500円/月〜)が目安となります。
介護保険が適用された場合の自己負担額は、年間で6000円程度〜となり利用期間が3〜4年であれば、購入した方がお得になる計算となります。さまざまな統計がありますが、平均的な介護期間が約5年ということから考えると購入をした方がお得と言えるかもしれません。
また、要介護認定にて要介護2〜5の判定とならなかった場合には、車椅子をレンタルした場合には4ヶ月で2万円程度となるため、購入するという選択をした方がお得になるでしょう。
参考:公益財団法人 生命保険文化センター「介護にはどれくらいの年数・費用がかかる?」
車椅子をレンタルする場合のメリットをご紹介
車椅子はレンタルする場合でも、メリットは沢山あります。
「自分に合う車椅子がわからない」
沢山ある車椅子の中から、ご自分に合った車椅子を選ぶのは大変です。

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