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元服飾デザイナーが作り出す、フジイの介護ウェアの魅力

ハートフルウェアフジイ 藤井加代子氏

ユニバーサルデザインの視点からデザインされたフジイの介護ウェアの数々は、機能性・品質の高さから医療現場や介護を必要とするご家庭を中心に、長く愛され続けています。

デザイナー兼代表取締役の藤井加代子さんに、シニア向け衣類の魅力についてお話いただきました。

しっかりとした生地で、とても肌触りが良いですね。

糸の太さ、縦糸・横糸の素材、織り方、染色方法、縫製全てにこだわっております。
神戸の工場で生産し、播州織を採用しています。

お洋服は糸から作られますが、染色から加工、縫製まで全工程を日本国内で行っている介護パジャマは他では滅多に見ることができません。

ハートフルウェアフジイ 生地

パジャマはたくさん種類がありますが、一番人気はどれですか?

病院から一番リクエストの多い商品は肩開きパジャマです。

肩にパジャマをあててファスナーを上げるだけで着ることができるので、片麻痺の方・お身体が硬直されている方、どんな方にも着せやすい一着となっております。

ハートフルウェアフジイ 肩開きパジャマ

シニア向け衣類の誕生について教えてください

もともとは服飾デザイナーをしておりましたが、ご縁あって女子大学でシニアデザイン講師を始めました。

大学から近い明石市の病院で研究を行い、高齢者の身体や症状を学び、シニア向け衣類の開発に取り組む日々でした。その時に起きたのが1995年の阪神淡路大震災です。

病院には多くの被災者が訪れましたが、洋服が足りない状況でした。その光景を目の当たりにし、当時、開発途中の試作品を提供いたしました。
試作品のねまきは、たちまち「被災要介護者の為の介護服」として注目され、デパート・生協から作って欲しいとの声が上がりました。

「大学で教えてないで、作ってほしい。人助けだと思って。」その言葉を聞いて、自分にできることをやろうと思ったのが衣類製造の始まりです。

ハートフルウェアフジイ ねまきパジャマ

無料の修理から改良を重ねた、着る人・着せる人にやさしい衣類。
フジイの介護パジャマには想いがぎゅっと詰まっていますね。

部品が壊れてしまった、破れてしまったといった一部の痛みが理由で大量に捨てられていたパジャマを見てもったいないと思いました。
そこで10年ほど前より無料の修理サービスを実施しています。無料でやるなんて!と批判の声もありましたが、無料で修理することで商品の弱点を見つけることができるため商品改善に役立ちます。

一番多い修理は破れですね。特につなぎパジャマの破れが多いです。

理由は姿勢を変えたり、起き上がらせたりするために、介助者様がパジャマを引っ張ってしまうからです。
破れやすい箇所の強度を高めたり、ボタン等部品の改良を行ったりと、無料の修理から得られるものは多くあります。これも国産だからできることですね。

強度が強くなったポリエステル混のつなぎパジャマが新登場!肌触りは綿と変わらないですね。

これまで綿100%のパジャマを作ってきましたが、綿70%+ポリエステル30%混のパジャマを新たに発売しました。こちらもお客様の声から生まれたものです。

縦糸と横糸の糸の種類を変え、横に引っ張る力に耐えるように作りました。工場等で使用される強力な洗剤でも色落ちがしにくく丈夫な生地となっており、業務洗濯機での洗濯が可能です。
ポリエステル配合ですがピーリング加工を施し毛玉が発生しないように工夫しています。

ハートフルウェアフジイ ポリエステル混のパジャマ

修理は月10件から1件へ。改良はまだまだ続きます。

ボタンやファスナーの改良、生地の品質の見直しなど改良を繰り返し、昔は月10件あった修理も今は1件ほどですね。

昔からデザインが好きなので、お客様に合わせたお洋服を作ることを楽しんでいます。

お客様の想いを大切にしたハートフルウェアフジイの介護ウェア。
藤井さんの長年のご経験と、お客様の心に寄り添った商品の製作が長年愛される魅力でした。

ハートフルウェアフジイの介護ウェアはこちら

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